明日ありがとうって言いに行く。

久々のメンバーで飲みをした。
旦那とその友達と、私の友人（♀）の4人で。
旦那がシスアド試験に合格したってんでお祝い。


4人共通の話題ってのもないから
賀茂泉と手作りカクテルでまったり飲み。
でもそんなゆっくりした時間久しぶりだからそれでも嬉しい私。


私と女友達で共通の後輩の話になった。

友達「なんか一線引いてるんだよね。お前らとは違うんだ。って感じで。で、結局周りが近づかないから、損してる。あの子」

私「不器用っていうかなんていうか・・・。
中学の頃とか親の知人と親しくしてたから、逆に同級生が幼く見えたらしいんよな。だから“斜に構える”ことを自分のスタイルにしたけれど・・・、中身がついてってない。あいつは、まだ若い」

友達「なんか、粋がってるトコが前面に出ちゃって、それが周りをイラつかせてる。不器用だよね」

私「あいつは昔の私と似てて、なんか、見てて、ほっとけない・・・。
けど、あのバカ、悪ノリしすぎ（苦笑）こないだ会ったら『抱かせてよ〜水母さん』だと（苦笑）」

ほっとけない。
だから近づきすぎたかもしれない。
スキを作らせすぎたように思う。
（女っ気絶えてる男は猛犬と等しい・・・。）
まぁこっちから肯定態度を示さない限り行動に移すことはあるまい。
受身というズルイ周到さもちゃんとわきまえてるタチの悪い後輩だから。


22時になって電車の時刻を気にしなきゃいけない時間になった。
いつもの通りの途中退席。
毎度のこととはいえやはり腹の底では凹む。


皆に別れを言って駅へ。
23時には家に着いた。




『水母は良い友達持てて、すごく幸せだと思うよ』

その夜
彼が電話で私にそう伝えた。


私が帰った後、旦那と女友達2人で私の話題をしていたと言う。

『Mさん（女友達）がね、水母は、いつも時間を気にして、飲みしててもいまいちノリきれられないのが辛そう、なのに、酒の席では周りを盛り上げようとしてるのが凄くわかる。って。

周りを結局は信用してなくて、でもだからこそ周りから愛されたい気持ちが人一倍強くて、すごく淋しがり屋だなぁ、って分かるよ。って。


オレ、それ聞いてすごく感動した。水母の周りには水母をちゃんと見てくれてる友達がいるんだと思って。
羨ましかったし、俺が一番水母のことわかってるつもりだったのに、ってちょっと悔しくなった(笑）」

周りを結局は信用してなくて、でもだからこそ周りから愛されたい気持ちが人一倍強くて、すごく淋しがり屋


一体誰のことだよ　　　　それじゃまるで


まるでアイツのことみたじゃんか。
少し苦笑して


受話器を握り締めて
布団の中で少し泣いた。